国語の常識 対義語クイズ問題5(中級)

対義語

対義語クイズに挑戦!熟語の対義語を答える4択問題です。中級は少し難しい問題も交じっています。

慶賀、凋落、老獪、莠言、野禽、停頓、模糊、卑賤、蓋然、厭世の対義語を答えてもらいます。

それではクイズにチャレンジしてみましょう。

対義語クイズ問題5(中級)

次の熟語の対義語はどれ?

Q1 慶賀
Q2 凋落
Q3 老獪
Q4 莠言
Q5 野禽
Q6 停頓
Q7 模糊
Q8 卑賤
Q9 蓋然
Q10 厭世
対義語5
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対義語クイズ問題5の答え・解説

対義語クイズ問題5の正解一覧はこちらです。

Q1 慶賀(けいが)⇔ 哀悼(あいとう)

Q2 凋落(ちょうらく)⇔ 栄達(えいたつ)

Q3 老獪(ろうかい)⇔ 醇朴(じゅんぼく)

Q4 莠言(ゆうげん)⇔ 美辞(びじ)

Q5 野禽(やきん)⇔ 家禽(かきん)

Q6 停頓(ていとん)⇔ 進展(しんてん)

Q7 模糊(もこ)⇔ 鮮明(せんめい)

Q8 卑賤(ひせん)⇔ 顕貴(けんき)

Q9 蓋然(がいぜん)⇔ 必然(ひつぜん)

Q10 厭世(えんせい)⇔ 楽天(らくてん)

慶賀(けいが)は喜び祝うこと、任官・叙位のお礼を申し上げることを意味します。前者の意味で「慶賀に堪えない」「慶賀のいたり」と言ったりします。

凋落(ちょうらく)は勢いが衰えること、草木が枯れることを表し、栄達(えいたつ)は立身出世をすることです。繁栄、栄華も凋落の対義語になります。

老獪(ろうかい)は経験を積み悪賢いこと、狡猾(こうかつ)であることを意味します。醇朴(じゅんぼく)は純朴・淳朴と同じく、素直で素朴な様子、飾り気がない様子を指します。

莠言(ゆうげん)はもっともらしいが悪意のある言葉を言います。「莠」ははぐさ、みにくいとも読み、エノコログサ、有害、悪いといった意味があります。

禽は鳥のことを意味し、野禽(やきん)は野鳥、家禽(かきん)は家畜用の鳥、猛禽(もうきん)は鷲や鷹、フクロウなど肉食の鳥を指します。

停頓(ていとん)は途中で行き詰まること、なかなか進展しないことを意味します。「頓」は「トン」「にわか(に)」「つまず(く)」などと読み、頓挫(とんざ)も途中で計画や事業がうまくいかなくなることを意味します。

仰望(ぎょうぼう)は仰ぎ(上を向いて)望むこと、また人を敬い慕うことを意味します。対義語の俯瞰(ふかん)は高いところから見下ろすこと、広い視野で客観的に見ることです。

模糊・糢糊(もこ)はぼんやしりている様子、はっきりしない様子を意味します。「曖昧模糊 (あいまいもこ)」という四字熟語も同様の意味です。

卑賤(ひせん)は身分が低いことを意味します。顕貴(けんき)は身分が高いこと、高い人、貴慮(きりょ)は敬語で「お考え」を表します。

蓋然(がいぜん)はあることが起こりそうなこと、ある程度は確実であることを意味します。可能性と近い意味で、「蓋然性が高い/低い」と使われています。必然(ひつぜん)というとある程度どころか、必ずそうなることを意味します。

厭世(えんせい)はこの世を厭(いと)うこと、人生を価値のないものと見なすことです。

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