美術クイズに挑戦!西洋美術の絵の作者を答える4択問題です。
笛を吹く少年、ムーラン・ド・ラ・ギャレット、眠るジプシー女、夜警、最後の審判、カード遊びをする人々、民衆を率いる自由の女神、青い目の女、青いサーカス、記憶の固執の作者を答えてもらいます。
それではクイズにチャレンジしてみましょう。
美術クイズ問題2 西洋美術(初級)
次の作品の作者は?
美術クイズ問題2 西洋美術の答え・解説
美術クイズ問題2の正解一覧はこちらです。
Q1 笛を吹く少年
⇒ エドゥアール・マネ
Q2 ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会
⇒ ピエール=オーギュスト・ルノワール
Q3 眠るジプシー女
⇒ アンリ・ルソー
Q4 夜警
⇒ レンブラント
Q5 最後の審判
⇒ ミケランジェロ
Q6 カード遊びをする人々
⇒ ポール・セザンヌ
Q7 民衆を率いる自由の女神
⇒ ドラクロワ
Q8 青い目の女
⇒ アメデオ・モディリアーニ
Q9 青いサーカス
⇒ マルク・シャガール
Q10 記憶の固執
⇒ サルバトール・ダリ
印象派のクロード・モネの代表作に、『笛を吹く少年』『草上の昼食』『鉄道』『オランピア』などがあります。『オランピア』は娼婦を描いたことでも発表当時批判されました。
印象派のピエール=オーギュスト・ルノワールは『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』『ピアノに寄る少女たち』『舟遊びの人々の昼食』などの代表作があります。点描でふわりとした印象の絵が多いです。
素朴派のアンリ・ルソーは、『眠るジプシー女』『夢』『蛇遣いの女』などの代表作があります。彼の作品というとジャングルのイメージがありますが、実際に南国に住んだり、行ったわけではないそうです。もともと画家だったわけではなく、余暇に絵を描いていました。
レンブラント・ファン・レインは代表作に『夜警』『テュルプ博士の解剖学講義』『織物業者組合理事たち』などがあります。その作風から光と影の魔術師という異名も持ちます。
ルネサンスの巨匠、ミケランジェロ・ブオナローティの絵画の代表作に、『最後の審判』『聖ペテロの殉教』『サウルの改宗』があります。『最後の審判』といえばルーベンスの作品も有名です。(なおダ・ヴィンチは『最後の晩餐』)
ミケランジェロはもともと彫刻家であり、『ダビデ像』『ピエタ』などの作品を残しています。
ポール・セザンヌは『カード遊びをする人々』『サント・ヴィクトワール山』『リンゴとオレンジ』などの代表作があります。
セザンヌの絵が日本に来たとき、絵の中のカードが花札ではないかと話題になったと記憶しています。セザンヌの静物画は配置の妙もさることながら、その筆致はベルベットのような質感を感じさせ、果物を視覚的に美しいと感じさせます。
ロマン主義を代表するウジェーヌ・ドラクロワは『民衆を導く自由の女神』『キオス島の虐殺』『サルダナパールの死』などの代表作があります。『民衆を導く自由の女神』はフランス7月革命を題材としています。
アメデオ・モディリアーニの代表作は、『青い目の女』『新郎と新婦』『赤毛の若い娘』などがあります。時代により画風が異なりますが、尖った目と長い首の女性を多く描いています。
不思議な世界観を描いたマルク・シャガールは『青いサーカス』『私と村』『誕生日』などの代表作があります。青を基調とした作品を多く生みました。
シュルレアリスムの代表、サルバドール・ダリの代表作には『記憶の固執(こしつ)』『ナルシスの変貌』『パン籠(恥辱よりは死を!)』などがあります。
ダリの作品の中でも特に有名な『記憶の固執』では、時計が溶けたチョコレートのように描かれてダリ特有の不思議な世界が描かれています。