ことわざクイズに挑戦!ことわざを完成させる4択問題です。
鴨が背負ってくるのは?鬼の居ぬ間にすることは?必要は何の母か?風が吹いて儲かるのは?などの問題に答えてもらいます。
それではクイズにチャレンジしてみましょう。
ことわざクイズ 問題6
次の( )に適切な語を入れて、ことわざを完成させましょう。
ことわざクイズ 問題6の答え・解説
ことわざクイズ 問題6の答え一覧です。
Q1 鴨が( )を背負ってくる
⇒ 葱
Q2 身から出た( )
⇒ さび
Q3 鬼の居ぬ間に( )
⇒ 洗濯
Q4 魚心あれば( )
⇒ 水心
Q5 泰山鳴動して( )一匹
⇒ 鼠
Q6 地獄の沙汰も( )次第
⇒ 金
Q7 昔取った( )
⇒ きねづか
Q8 必要は( )の母
⇒ 発明
Q9 風が吹けば( )が儲かる
⇒ 桶屋
Q10 ( )に油揚げをさらわれる
⇒ 鳶
「鴨(かも)が葱(ねぎ)を背負(しょ)ってくる」とは、鴨と葱ですぐに鴨鍋ができることから、好都合なことがやって来ること、また利用しやすい人がこちらにとって都合の良いものを持ってくることを意味します。なお「韮」は「にら」、「芹」は「せり」です。
「身から出たさび」は刀身から刀の錆(さび)が出ることから、自分の犯したことが自分を苦しめる結果になることを意味します。「自業自得」と同じような意味です。
「鬼の居ぬ間に洗濯」は怖い人、うるさい人がいない間にくつろぐことを意味します。本当にお洗濯するわけではありません…が、それが気晴らしになればアリかもしれませんね。
「魚心(うおごころ)あれば水心(みずごころ)」は魚が水に親しもうとすれば水もそれに答える心があることから、相手が好意を示せばこちらもそれに応じようということを指します。
「泰山(たいざん)鳴動して鼠一匹」「大山鳴動して鼠一匹」は大きな山が鳴り響いて出てきたのは鼠一匹であったことから、大きな騒ぎがあった割に、その結果は大したものではないことを意味します。もともとは西洋のことわざです。
「地獄の沙汰も金次第」は、地獄での閻魔の裁判も金次第ということから、この世は金次第という意味です。このことわざをもじった筒井康隆氏のエッセイ『狂気の沙汰も金次第』もあります。
「昔取った杵柄(きねづか)」の「杵柄」は餅をつく道具である杵の柄を表し、昔身に付けた杵をつく腕前は年を取っても衰えないことから、若い頃に身に付けた腕前のことを指します。
「必要は発明の母」は、発明には必要に迫られて生まれるものという意味です。
「風が吹けば桶屋が儲かる」は何かが起きるとめぐりめぐって意外なところに影響を及ぼすことを指します。なぜ風が吹くと桶屋が儲かるのかというと、
風が吹く→ 砂埃が目に入る→ 目を悪くする人が増える → 三味線で生計を立てる → 三味線が売れて猫の数が減る → 鼠が増える → 鼠が桶をかじる → 桶屋が儲かる
というかなりこじつけな理由です。
「鳶(とび、とんび)に油揚げをさらわれる」とは、普段は空高く飛んでいる鳶が獲物を見つけるとすばやく獲物をさらっていく様子から、自分の大切なもの、当然自分のものになると思っていたものを、他人に横からさらわれてしまうことを意味します。